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プロジェクトの目的 開発した支援ツール 実践の様子 プロジェクトメンバー

●開発のねらい
 総合的な学習の時間の実施とともに、地域や野外にでていっての学習活動はますます、広がるようになってきました。しかし、子ども達が野外で調べ、体験している情報を、リアルタイムに集めたり、分担した役割を即時に整理し、一覧したり、比較したりするシステムはなく、せっかくの情報が共有できないという状況です。

 本プロジェクトでは携帯情報通信端末とwebページを組み合わせた、新しい学習支援システムを開発します。具体的には、携帯電話を、子ども達の情報収集端末と考え、携帯電話に搭載のカメラやメッセージ入力装置から収集された情報をwebページに自動編集し、学習に必要な教材資料として表示するシステムです。携帯情報通信端末として携帯電話を利用するのは、各端末に対する入力フォームを、個別に送れること、写真や映像が簡単な操作で送れること、および、電話番号による個人認証が行えるという利点に注目したからです。

 野外では子どもが1人1台携帯電話を持ち、写真やデータ、意見を入力します。携帯電話からの入力はリアルタイムで教室のパソコンに表示されますが、その位置は日本のどこにあってもいいわけで、共同学習にはぴったりです。教室では、プロジェクターで投影したパソコンの画面を皆で見つつ、発表やまとめ学習をすることもできます。

  本プロジェクトでは、システムを開発するだけでなく、協力校である小学校に携帯情報通信端末を常時利用できるようにし、あらゆる学習活動に活用し、日常的に情報端末を活用できるようにすることで、どのような学習が可能になるかも明らかにしていきます。

●内容
 【実証実験】 
  小学校高学年の理科や社会科における体験学習や調べ学習、総合的な学習の時間に利用して、カリキュラムの中で活用することを考え、ワークシートの開発を準備する。
 また、 協力校において、下記(1)〜(3)を実践する。

 (1)野外の調べ学習の際に、グループに分かれた子どもたちが携帯電話を持って出かけ、随時写真やデータを入力し、教室に戻ってからまとめ学習をする。
 (2)調べ学習の結果をホームページに発信し、それを題材としてパソコン討論などを企画し、学習を深める。
 (3)調べ学習の結果を持ち寄り、共同学習を行う。

 【システム開発】
  実践をとおしながら、以下のシステムを開発・改善し、実用化する。
 ・自動送受信システム(写真とデータの送受信システム)
 ・入力データの整理・蓄積機能(データベースサーバ)
 ・学習用表示システム(子ども向けインタフェースのWebページ)