9:00 制作体験
今日はこれから地元の講師の先生方や、はこだて未来大学の方たちのご指導のもと、制作体験をしました。
初めてやることが多く、新鮮な体験になったようです。

定点観測キット制作

草木染

そばうち

陶芸

手織り

13:00 講義「WEBデザインの視点」(山口康夫:MDNコーポレーション)

WEBのコンセプトワークから基本設計、Webデザインまでの一連のプロセスについて、第一線で活躍する Web制作のプロの仕事の様子を語ってもらいました。

□かっこよく
□機能を満たす
□分かりやすく

プロの方はこれに気をつけて制作していることに子どもたちは気がついたようでした。


14:10 講義・演習「Webをつかった協調学習のデザインと実践1」(三宅なほみ:中京大学)

 

協調作業の中から科学が生まれる過程を追体験して、協調的に学ぶとはどういうことか。
もの作りやwebから証拠を拾っての討論を体験しそこで自分たちがやったこ とを振り返って、協調的な学習活動のデザインについて考えました。

まずはブックスタンドの作成。
材料:図書のインデックスカード 輪ゴム クリップ
条件:12cm以上持ち上げ、ページをめくられること。

グループに分かれての作業。
同じ材料を使っているのにいろいろなアイディアがありびっくりしたようでした。

 

次の指令はパラシュートを作ることです。
条件は「滞空時間の長いこと」です。
パラシュートがゆっくり落ちるにはどんな条件があるのか各グループで考えてみました。
 パラシュート自体が軽いほうがいいのかな?
 紐の長さは長いほうがいいのかな?
 空気抵抗があったほうがいいのかな?  ・・・・・・
などと、様々は意見が出されました。
ゆっくり落ちるパラシュートの条件として最も重要だと思うことを各グループで1つずつ発表し、それらについて実験開始することになりました。

どうやって実験すればいい、それぞれのグループが好き勝手なことして良いわけないなど、実験の条件を統一するためにみんなで話し合いました。
○スピードを計るんだから、ストップウォッチで測定。
 1回だけの記録ではなくて、何度か同じ条件で実験して平均を出したほうが良い。
○落とす位置を統一。
 パラシュートの重りから2mの距離から落とす。

これだけ決めて、実験開始しました。
それぞれがいろいろなパラシュートを作りました。
いろいろなアイディアを出し合いながら実験をしました。

そして、ポスターを作って実験結果の発表です。

どんな実験をしたのか、それによってどのようなことがわかったのかなど、ポスターにはまとめてありました。

19:00 講義・演習「Webをつかった協調学習のデザインと実践2」(三宅なほみ:中京大学)
各グループの発表(結果)を参考にして、いよいよ本番用のパラシュートの作成です。
どのアイディアをお借りして、パラシュートを作ろうか、グループで話し合いより良いパラシュートつくりに没頭している様子です。
こうやって作業を進め、手足や頭を使って、協調し、ひとつのものを作っていくことに子どもたちは気がついてくれた様子でした。

パラシュートの完成。いざ勝負!!

この活動と通じ新たに自分のないものを持つ人に出会うことができ、親睦が深められたと感想を述べている生徒もいました。

 最後に「パラシュート」というキーワードでWebを検索しました。自分たちが気がつかなかった点をうまくまとめてあるページや、何を言っているのかわからないページなどさまざま見つけることができました。
  Webや、他の人との交流によって、、他人の考えや感想などを自分に取り入れることにより、自分のやり方を発展させることができるということを感じました。きっと生徒たちも感じ取ってくれたと思います、
  Webで情報を発信するときは、Webの向こうで利用しようとしている人に楽しくわかりやいもの、そして、見ていてやってみたと思わせるようなページを作るとことが大切なんだと私自身感じました。

22:00

プログラム終了 随時入浴 
今日も本当に疲れました。

今日講義してくださった、地元の講師の方、山口さん、三宅先生ありがとうございました。