登録番号:C03-001 C1:授業におけるICT活用(指導上の留意点)
Q. 「主体的・対話的で深い学び」をはぐくむためには、どんな教材を使えば良いのですか。
A. この教材を使えば解決!というものではありません。どんな内容でも、それをきっかけに子どもたちが深くかかわろうとする機会をつくりだすことが重要です。
子どもたちが「もっとこれを知りたい」、「このことを学ぶ意味を知りたい」など、自分からわき出る思いが生まれて、友だちや専門家と対話する。 このような子どもたちの「問い」や「思い・願い」を引き出すためには教材との出合いが重要です。着眼点は以下のようになります。
・実物や写真、図表、動画・映像、絵、など、具体物を提示する。
・教師による実験などの実演・演示をとりいれる。
・子ども自身の活動が中心の教材を選ぶ。
思ってもみなかった体験や意外な事実に触れることにより、知識を整理したり、構造化したりする作業が始まります。それによって、今まで自分が学んできたことと、今日ここで学んだことがつながり、「さらに情報が必要となった・情報が欲しくなった」と子どもが思い、次の主体的な課題を持つようになります。
教材との出合わせ方を工夫し、興味・関心を高め、「問い」や「思い・願い」を引き出します。
「問い」→子どもが「~かな?」と思うこと
「思い・願い」→子どもが「~したい」と思うこと
そんな教材との出合いや、出合わせが重要です。
「主体的・対話的で深い学び」のイメージ
理解度CHECK!
次のうち、「主体的・対話的で深い学び」をはぐくむことに対応している教材活用はどれでしょう、すべてチェックしなさい。