No. 13: 草花のたねをまこう

◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
理科
◆ 学年 ◆
3年
◆ 時間数 ◆
1時間
◆ 教科書 ◆

授業の概要
発芽したコスモス・ホウセンカの芽を観察・スケッチし、そこでの気付きをクラスの友だちに分かりやすく発表したり、ディジタルコンテンツを活用して植物の発芽への理解を深めたりする。前時には、草花のからだのつくりについて調べている。次時は、どのように育ってきたのかまとめる。

教科の目標
・ホウセンカやコスモスの発芽に関心を持ち、観察により芽の特徴をとらえることができる。
・ディジタルコンテンツ(動画)を見ることで観察だけでは分からない発芽の過程を時間経過とともに理解する。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A42-2-030: 発表の内容に応じた写真や資料を用意し、発表する〔行動〕
 ◆A42-2-080: 姿勢や口形などに注意して、はっきりした発音で話す〔態度〕
 ◆A41-2-030: 5W1Hを意識しながら、分かりやすく表現する〔行動〕
 ◆A42-2-070: 他人のプレゼンテーションを見て、良いところを見つける〔判断〕

学習の流れ

【ホウセンカの発芽(種から)】

【ホウセンカの発芽(土から)】

【ホウセンカの双葉】

導入
○発芽の様子のわかるディジタルコンテンツから課題をつかむ。
≪コスモス・ホウセンカの芽の様子をしらべよう≫
・コスモス・ホウセンカの種と双葉の静止画を提示・比較することにより、学習への興味・関心を高める。

展開
○各自のポットで育てているホウセンカ・コスモスの観察をする。
・ホウセンカの全体がよく分かるように、また、自分が注目したところがよく分かるようにスケッチを工夫するように指示する。 

○観察の結果とディジタルコンテンツを見比べながら、本時のまとめをする。
・教材提示装置やビデオプロジェクタで、スケッチしたメモを大きく映し、児童それぞれの気づきが、他の児童にもよく伝わるように発表できるようにする。 

まとめ
○種子の発芽は急に起こったわけではないことを、発芽の様子を微速度撮影したディジタルコンテンツ(動画)を提示して理解を深める。
○観察やディジタルコンテンツの視聴から、本時の学習で分かったことをまとめたり、学習の振り返りをしたりする。

実践のポイント
○機材があれば、提示用にだけでなく、児童自身が動画コンテンツを直接操作して何度もくり返し見ることができるようにしておくと、画像から新たな発見をすることができる。