No. 19: 生物の成長と細胞

◆ 校種 ◆
中学校
◆ 教科 ◆
理科
◆ 学年 ◆
2年
◆ 時間数 ◆
1時間
◆ 教科書 ◆

授業の概要
根端細胞の細胞分裂の観察法(押しつぶし法)のポイントを動画コンテンツで提示・説明する。その後、グループごとに観察を行い、発見した細胞分裂の様子を、ワークシートのスケッチや静止画コンテンツを手掛かりに発表する。さらに、動物細胞の分裂の様子を動画コンテンツで提示し、細胞分裂の理解を深める。次時は、動物細胞の様子をコンテンツを活用して観察する学習へと展開する。

教科の目標
・根端細胞の細胞分裂の観察法(押しつぶし法)を知り、観察することができる。
・自分が記録したワークシートやディジタルコンテンツから、細胞分裂の変化の過程やその過程ごとの特徴を説明できる。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A51c3-040: 事実と自分の考えを、区別して発表する〔行動〕
 ◆A51b4-010: 情報を、課題と関連づけて読み取る〔行動〕

導入
○細胞分裂のコンテンツからめあてをつかむ。
・細胞分裂のコンテンツ(静止画)を見せることにより、細胞分裂についての興味・関心を高め、本時のめあてをつかみやすくする。

展開
○細胞分裂の様子を観察して調べる。
・ディジタルコンテンツ(動画)により、細胞分裂のプレパラート作成のポイントを詳しく示す。
・スケッチのポイントをディジタルコンテンツ(静止画)により示す。
・プレパラートの作成法が分からなくなったら各班でディジタルコンテンツ(動画)を確認しながら作業するように助言する。
・スケッチは、目的とする細胞を一つだけ大きく描くように助言する。 

○観察で分かったことを発表する。
・ディジタルコンテンツ(静止画)を活用して指導することにより、細胞分裂の過程を理解しやすくする。 

まとめ
○他の植物や動物の細胞分裂のディジタルコンテンツ(動画)を提示し、同様な過程で分裂することを示す。

実践のポイント
○観察法の動画コンテンツを提示した際、手順のポイントを明確にしてから観察実験を行う。
○グループごとに観察法を再度確認したり、観察した細胞分裂の様子をその場で全体へ提示できるように顕微鏡やノート型コンピュータを使えば、さらに授業効果を高めることになる。