No. 23: 地図に親しもう

◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
社会
◆ 学年 ◆
4年
◆ 時間数 ◆
1時間
◆ 教科書 ◆

授業の概要
各地の地形を紹介するディジタルコンテンツ数点を見ながら、その場所に該当する地図はどれかということをクイズ形式で考えたり、地形の特徴が地図上でどのように表されているかを話し合ったりしながら、地図に慣れ親しむ。

教科の目標
・地形を紹介するディジタルコンテンツ(動画)4点を見ながら、それらを描いた地図を見つける活動を行う。その過程で、地形の特徴と地図上での表し方について気づき、地図の見方や表し方に興味・関心をもつことができる。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A32-2-030: 絵や図から必要な情報を読み取とる〔行動〕
 ◆A51b2-010: 実物と写真や図を見比べて、分かったことを拾い出す〔行動〕
 ◆A32-2-020: 分類・整理した情報を読み取り、分かったことを拾い出す〔行動〕
 ◆A42-2-030: 発表の内容に応じた写真や資料を用意し、発表する〔行動〕

学習の流れ

【陸中海岸】

【コンドイビーチ】

【富良野】

【富士山】

導入
○特徴のある地形の風景のディジタルコンテンツから、本時の課題をつかむ。
≪これらのビデオに映っているのは、次のどの地図の場所でしょう?当ててみよう≫
・ディジタルコンテンツを提示しながら「これはどんなところだろう?」「地名が分かるかな?」等と発問し、映像をじっくり見ることができるように導く。

展開
○地図とディジタルコンテンツを見比べながら調べる。
・ディジタルコンテンツと地図とを結びつけて考えることができるようにするために、静止画・地図それぞれ4枚を板書とワークシート内に用意する。
・「どのビデオとどの地図が同じ場所だと思いますか?そのわけは?」と発問しながら、ディジタルコンテンツに見える地形の特色が地図上でどう表されているかが分かるように発表する。

○分かったことを発表して伝える。
・スクリーンや板書を使って児童が説明する際、ディジタルコンテンツと地図とを対応させて指し示すようににする。
・等高線、色、地図記号などの表し方がどのようになっているのかということを話し合ったり、ワークシートに整理したりしながら学習を進められるようにし、地図表現の特徴についてとらえやすくする。

まとめ
○今まで学習した地域、実際に行ったことのある地域などを地図帳でさがし、地図と実際の様子とを対応させながら紹介する。

実践のポイント
○児童がスクリーンに映し出した動画コンテンツや板書の図を指しながら説明すれば、より分かりやすい学習展開となる。日頃から相手を意識した発表の仕方を繰り返し体験しておくことも必要である。