No. 5: 季節のことばブックを作ろう
◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
国語
◆ 学年 ◆
5年
◆ 時間数 ◆
13時間
◆ 教科書 ◆
東京書籍
授業の概要
「季語」に触れ、「歳時記」の存在を知る。そして、自分たちの生活の中から「季節感のあることば」を探して、オリジナルの「季節のことばブック」を作成する。この活動を通して、言語感覚を磨くとともに、相手に分かりやすく伝えるための表現を工夫していく。
教科の目標
○「季節のことばブック」作りを通して、日本語表現における季節感に関心をもつ。
○読み手に分かりやすい「季節のことばブック」を作るために編集計画を話し合う。
○編集会議の結果を基に、「季節のことばブック」を書く。
○「歳時記」に書かれている内容や記述方法の工夫を読み取る。・季節感のあることばを調べたり書いたりする活動を通して、言語感覚を磨く。
情報教育目標リスト(2011年版)
◆
A22-3-060: 見やすいレイアウトを選択する〔認識〕
◆
A32-3-040: 複数の情報を組み合わせて考えることができる〔行動〕
◆
A21-3-040: 目的や視点を明確にして、情報を集めることができる〔行動〕
◆
A21-3-050: 他の情報と比較しながら、必要な情報を集めることができる〔行動〕
学習の流れ
季節感のあることばを出し合おう。
「歳時記」を調べよう。
編集会議を開こう。
STEP1
○季節感のあることばを探す。
・季節別グループを組み、季節感を表すことばを探す活動を行う。
STEP2
○「歳時記」について調べる。
・「歳時記」の内容・レイアウトを調べ、発表する。
STEP3
○オリジナルの「季節のことばブック」のレイアウトを考える。
・「季節のことばブック」1ページ分のレイアウトをシートに書き、グループの中で検討する。
STEP4
○ 「季節のことばブック」に載せる俳句と説明文を作る。
・俳句とその説明文をつくる。
STEP5
○「季節のことばブック」を作る。
・編集会議を行い、分担を決めて原稿を書く。
実践のポイント
○児童が調べる「歳時記」には、様々なタイプのものがある。グループ単位で調べた内容・レイアウト等を共有するために、OHCを使ってプレゼンテーションを行う。話し合いの場を多く確保し、自分の考えと他の情報とを比較させたり、他の情報から自分の考えを改善させたりする経験を多く積ませる。