No. 91: 「学習用リンク集をつくってみましょう」

◆ 校種 ◆
教員
◆ 教科 ◆
情報教育
◆ 学年 ◆
◆ 時間数 ◆
90分
◆ 教科書 ◆
なし

授業の概要
子供たちに調べ学習をさせるときに利用する学習用リンク集を作成するための教員研修パッケージである。リンク集は普段使い慣れたワープロソフトを利用して簡単に作成することができる。教師自身がまずインターネット上から学習に必要な情報を収集し,整理してワープロソフトを利用して学習用リンクを作成する。今回の研修では,総合的な学習の時間でよく行われる地域学習を想定し,「わたしたちのまちのリンク集」づくりを行う。

教科の目標
検索エンジンを使って必要な情報を見つけることができる。
カテゴリーに基づいて,集めた情報を整理することができる。
ワープロソフトを利用してリンク集をつくることができる。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A51a5-020: 自分の課題を意識して関連情報を収集する〔行動〕

学習の流れ

【必要な情報を書き出そう】

【リンク集を作る】

STEP1
○どんな情報がほしいか書き出す
【必要な情報を書き出そう】
ワークシート【リンク集】

STEP2
○インターネットを使って情報を集める・コンピュータおよび,ブラウザ(閲覧ソフト)を起動させる。・ 検索エンジンを使って情報を集める。・キーワードを入力して情報を見つける。・集めた情報を「工業」,「農業」などのカテゴリー別に「お気に入り(ブックマーク)」の中にフォルダを作り,整理する。

STEP3
○ワープロソフトでリンク集にする
・ ワークシートのカテゴリーごとにホームページのタイトル(企業名や施設名)を入力する。
・ 「お気に入り(ブックマーク)」に登録したWebページを再び呼び出し,アドレスに表示されているURL(http://www.〜)をタイトルの横にコピー&ペーストして貼り付ける。
例)浜松市のページ http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/

・ リンク集には,リンク情報(ホームページのタイトル URL)だけでなく,教師のコメント(1行程度)を一緒につけておく。教師のコメントをつけておくことによって,子供たちはリンクをたどる前にそのホームページにどのような情報が盛り込まれているのかを判断することができる。
例)浜松市のページ http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/

○ 学習用リンク集を実際に試してみる。
・ できあがった学習用リンク集をHTML形式で保存する。
・ ハイパーリンクされているところをクリックして,目的のWebページにリンクが張られているか,確かめる。
【リンク集を作る】
ワークシート【リンク集】

まとめ
○地域のリンク集を作ることで,地元の企業也施設がどのようなホームページをもっているのかを知ることができる。
○地域にはどのような企業や施設があるのかという知識は,ある程度持ち合わせているので,情報を集めるときも容易である。

実践のポイント
○ ワープロソフトではなく,ホームページ作成ソフト(ホームページビルダーなど)や表計算ソフトを利用して,リンク集を作っても構いません。使い慣れたソフトを利用してください。