概要 ねらい Step1:秋みつけ(秋の町探検)にでかけよう Step2:自分達の町でみつけた生き物や植物は,交流相手校の周りにもいるかな? 聞いてみよう Step3:交流相手校の周りでみつけた生き物や植物は,自分達の学校の周りにもいるかな? 探してみよう Step4:自分達の周りでみつけた生き物や植物は交流相手校の友達はみつけられたかな? みつけあいっこした結果 をまとめてみよう 実践にあたっての留意点
グループごとに秋みつけ(秋の町探検)に出かける。(1時間)
見つけたものや気づいたことをワークシート1やデジタルカメラに記録し,情報を集める。
グループごとに探検し,デジタルカメラ等で集めた情報をクラスで発表し,交流しあう。(1時間)
春の町探検のまとめと比較して発表する。
自分達の町でみつけたものの中で,どんなものを交流校の友達に教えてあげたいか話し合う。(1時間+課外)
自分達が発表したものやクラスの友達が発表したものをもとに話し合う。 もう一度行って見たい場所や新しく行ってみたい場所があれば,もう一度“秋みつけ”に出かけ,情報を集める。
交流相手校の友達に教えてあげたいこと,みつけてほしいものをまとめWebページに載せる。(1時間)
集めた情報の中から,交流相手校の友達に教えてあげたいことや見つけてほしいものを選ぶ。 発見したことや伝えたいことなど自分の考えやわからないこと等をワークシート1に付け加えながら,Webページにまとめる。
必要なデジタルコンテンツは教師が加工してフロッピーディスク等に保存しておいてやるとまとめやすい。
Webページを見て,交流相手校の友達がみつけたものと,自分達の町でみつけたものと比べる。(1時間)
交流相手校のWebページを見て,自分達がすでにみつけたものとまだみつけていないものに分け,ワークシートにまとめる。
交流相手校の周りでみつけた生き物や植物は自分達の町にもいるか探しに行く。(1時間)
自分達がまだみつけていないものを探しに行くなど課題を持ったうえで出かける。 見つけたものや気づいたことをワークシート1やデジタルカメラに記録し,情報を集める。 自分達が探す生き物が,森や田んぼ,草原などどこにいるかわからない時は,子供用検索エンジン“みっけ”等を利用して,どこにいるか検討をつけてから探しに行く。
探検し集めた情報をまとめ,交流相手校の友達とWebページや電子掲示板等を使って交流する。(1時間)
集めた情報をグループで検討し,自分達の町でみつけられたもの,みつけられなかったものをワークシート2に整理する。 みつけられたものやみつけられなかったものをWebページに載せ,交流相手校の友達と交流する。 聞いてみたいことやもっと伝えたいことなどは,電子掲示板に書き込んで情報を交換する。
交流相手校とWeb上でみつけあいっこした結果 をまとめる。(2時間)
交流相手校のWebページや電子掲示板を見て,自分達が探したものが,相手校の友達もみつけられたかを班で話し合い,わかったこと,もう少し聞いてみたいこと等をまとめる。 Webページ,電子掲示板,コミュニケーションツール“I-Note”などを使って意見を交換し合い,わかったことや共通 点,相違点等をまとめる。
この単元は,子どもたちが“調べてみたい”とわくわくする気持ちが高まる学習にすることが大切です。単に調べたことを発表したりWeb上で交流したりするのではなくて,みんなに知ってほしくてたまらないことやこんなことを発見したから教えてあげたいということを出し合わせた上で,Webページや電子掲示板等を使って交流したいものです。また,まとめるときは,できるだけ子ども達の視点を大切にしてください。
Step1やStep3では,野外の活動が主になります。教師側は,各グループのコースや計画を十分に把握し,無理や危険がないことを確認してください。また活動場所が分散しますので,学年でチームを組んだり,他の教師,保護者の応援を依頼したりすることも大切でしょう。
Step4で,テレビ会議やコミュニケーションツール“I-Note”を使って同期で学習する場合は,交流相手校と十分に打ち合わせをしておきましょう。