1504 ハードディスクドライブのしくみ
ハードディスクドライブの動き
情報を記録するプラッタ(磁気ディスク)は、1台のドライブの中に数枚内蔵されています。磁気ヘッドは、1枚のプラッタにつき2つ、両面に記憶できるようにつけられています。
書き込みのしくみ
コイルを流れる電流により、コアが磁化され、ディスクの表面の磁性体が磁化されます。この原理を用いて電流の向きを変えることでディスクの表面に磁化パターンを記録します。
読み込みのしくみ
ディスク表面の磁化パターンにより、コアが磁化されようとします。ディスクが回転すると、コアに生じた磁界を打ち消すように電流が流れます。
書き込み信号処理
記録したい情報を0を低い電圧、1を高い電圧で表して、ヘッドの読み書き信号に変換します。この書き込み信号を元にコイルに流す電流の向きを変え、磁化パターンを記録します。
読み込み信号処理
ヘッドのコイルを流れる電流の変化から電流の変化したところを取り出して記録した信号を読み出します。