1509 CD-ROM / DVD ディスクの構造
CDの構造

CDは、直径12cm、厚さ1.2mmの透明ポリカーボネート製のディスクを基板の片面にアルミニウムを蒸着させた記録層が形成されています。この記録層の上に薄い樹脂の保護膜があり、その上にレーベルが印刷されます。レーベル面の反対の面からレーザ光を当てて、その反射光を検出してデータを読み出します。

DVDの構造

DVDは、外観的にはCDと同じく直径12cmで厚さが1.2mmですが、実は0.6mmのディスクを2枚貼り合わせた構造をしています。また、片面に2つの記録層を持たせることができ、最大では両面4層記録が可能です。DVDには、片面単層、片面2層、両面2層、両面4層などの種類があります。

CDとDVDの記録層

CDとDVDは、ほぼ同じ記録方式です。CDとDVDの記録層には、ピットと呼ばれる小さなでっぱりが無数にあり、このピットの長さと間隔によって、データを表現しています。CDよりもDVDの方が、ピットの大きさとトラック間隔が小さくなっているため、ディスク1枚により多くの情報を記録することが可能です。

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