1513 光磁気ディスクのしくみ
光磁気ディスクの動き
レーザ光をディスクの記録面に当て、磁性体の磁化方向を反転させることで、データを書き込み、弱いレーザを記録面に当て、反射して返ってくる光の波の振動方向の違いで、データを読みとります。
書き込みと読み出し
光磁気ディスク(MO)はデータを書き込む際、消去、書き込み、照合の3つのステップで行います。読み出しは、書き込みの照合ステップと同じです。
書き込みのしくみ
磁石による磁界の中で、強いレーザを当てて温度を上げると、磁性体の磁化方向がそろいます。磁石の向きを消去時と反対にし、レーザを当てると、当たったところだけ磁化方向が変化します。磁化した物質に光を当てると磁化方向によって反射光の波の振動方向が変わる性質を利用して、磁性体を変化させない弱いレーザ光を当て、反射光の波の振動方向の違いを検出しデータを読みとり照合します。