1バイト(=8ビット)のデータをモデムで音声信号に変換する様子を見てみましょう。2進数の0を+15V、1を-15Vで表して時間的に並べた形式(シリアルデータ)の電気信号に変換します。このとき、データの始まりを表すスタートビット1と、データの終わりを示すストップビット0が付加し、合計10ビットのひとまとまりの信号にします。さらに1ビットづつ音に置き換え、0のデータを周波数の低い音、1のデータを周波数の高い音として表現します。これを周波数変調といいます。