3105 論理回路
論理演算(1)
コンピュータは、この論理値を入力することで演算結果を得るための論理演算回路を持っています。論理演算回路として、論理和回路、論理積回路、論理否定回路という基本となる3つの回路があります。論理和は、AかBのどちらかが1(真)であれば、結果は1となる論理演算です。AまたはBという言い方をします。論理積は「AかつB」のことで、AとBの両方とも1である場合のみ、結果は1となる。論理否定は「Aでない」または「Bでない」ということで、1の論理値を持つ変数に対してこの演算を行うと、結果は0となり、0のときは1となります。
論理演算(2)
三つの基本演算回路を組み合わせて、さらに三つの基本的な論理演算回路を作ることができます。否定論理和はNOTとORの組み合わせで、論理和の結果が否定されます。否定論理積はNOTとANDを組み合わせたもので、論理積の結果が否定されます。もう一つは、EXOR(Exclusive―OR)と言われる排他的論理和の演算です。これは、入力のすべてが1あるいは0のとき出力が0となり、それ以外のときは、出力が1となる演算です。