ＡＴＭとは、Automatic Teller Machineの略で、現金自動入金・自動支払い機のこと。ＡＴＭは銀行の入金、出金を管理するコンピュータや、クレジットカードの決済をするコンピュータと専用の回線で結ばれていて、そのコンピュータの指示で動作するようになっています。

メニューで入金を選ぶと、ＡＴＭは、カードを入れるよう要求し、次に、本人確認のために、暗証番号を要求してきます｡銀行のコンピュータは、登録されている暗証番号と比較して本人であることを確認します。これでＡＴＭを使えるようになります。

銀行のコンピュータは、出金要求金額を受け取ると、利用者の預金残高がその金額より多ければ、お金を出すように、少なければ残高不足を表示するようＡＴＭに指令を出します｡

ＡＴＭと銀行のコンピュータをつなぐネットワークに関しては、専用回線を使いますのでハッキングなどの心配はありません。回線障害などには、トランザクシン処理と言われる対処方法を取っています。