4205 医療への応用
CTスキャナ
医療の世界でも、コンピュータの活躍は目覚しいものがあります。CTスキャンは、X線を人体に360度方向から照射し、人体組織のX線の吸収度の差をコンピューターで計算することによって、その断層画像を表示します。
MRI
MRI (Magnetic Resonance Imaging)は、 磁気共鳴画像という意味です。コンピュータは、測定されたデータがどんなものに共鳴したデータなのか、どの位置で共鳴したかを計算し、それを平面状に並べて、目に見える形にしています。
電子カルテ
電子カルテシステムは、診察の記録や、どのような薬を、どのくらい出したかなどの記録を蓄積しておくデータベースシステムです。CTやMRIの画像などを見ることもできます。これらの情報を総合的に見て、より的確な診断ができるようにコンピュータが医療活動を支援するものです。