4208 電子商取引
電子商取引とは
身近なものとしては、インターネット上でのオンラインショッピングがあります。オンラインショッピングとは、インターネット上のお店で品物をさがし、Webや電子メールで注文するものです。代金の支払方法は、「クレジットカード」による電子決済が増えています。
電子商取引のしくみ
オンラインショッピングはインターネット上に売り手と買い手が存在して、初めて成立します。売り手は、自分の商品をお店に並べるように、Web上のモールに表示します。買い手は商品を選び、商品の届け先と購入者の住所・氏名、支払方法を記入して、モールに送ります。モールは注文データを受け取り、商品を発送するとともに、代金決済の手続きをします。
情報の暗号化と認証
セキュリティ対策としては、情報の暗号化と認証が一般的です。情報の暗号化、暗号化された情報を元に戻す復号化には、いくつかのやり方がありますが、「鍵」を使う暗号化・復号化が最も一般的です。認証は、認証局が発行した公開鍵認証書によって確認する方法が一般的です。
電子決済の標準化
大手クレジットカード会社のVISAとMaster Cardが合意した、電子決済を安全に行うための統一規格が業界標準の電子決済方式となっています。この統一規格のことをSET、Secure Electronic Transactionと言っています。