教材レシピ  # 89 

  語文の指導

  ◆教科 :自立活動

  ◆対象 :特殊教育諸学校 1年 (5時間)

学習のねらい
・自分が経験・体験したことに関する言葉を覚え、文型に沿って2語文で発表することができる。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A21-4-020: 目的に応じて検索サイトのサービスを使い分ける(路線・地図・画像など)〔行動〕

導入
○今までの学習を振り返る
・「なんですか。」
「さつまいもです。」
「なべです。」
・「どうしたの。」
「あらいました。」
「たべました。」
 

・文型(質問、解答)及び言葉(単語)の短冊を用意し、すぐに答えられない児童には、フラッシュカードとして提示する。

展開
○2語文の文型を提示し、文として指導する。
・「なに

どうしたの。」
「さつまいもを
あらいました。」
「さつまいもを
たべました。」
・「だれ

どうしたの。」
「ぼくが
たべました。」
「せんせいが
たべました。」

 

・デジタルコンテンツを
使って、名詞や動作語
を確認する。
・「どうしたの。」の部
分は、動画を児童に見
せて、行動させ、文字
とマッチングさせる。

まとめ
○デジタルコンテンツを使って、ゲーム感覚で「が」や
「を」を使った文を作る練習をさせ、楽しく興味を持って学習できるようにする。
「が」と「を」で文をつくろう

 


まとめ
○絵カードや静止画を使って名詞の語彙を増やす。
○デジタルカメラを使って児童自身に動作をさせ、動作語の語彙を増やす。
○正しい文型を指導して、名詞レベルでの会話から文としての会話をするように意識づける。

活用のポイント
○動作語は、デジタルコンテンツを使って児童自身に行動させ、文字とのマッチングをする。
○文型は短冊を使って提示し、デジタルコンテンツの“「が」と「を」でぶんをつくろう”を用いて練習させる。

その他の関連素材
【基本語彙・シンボル】〔野菜〕 芋類/さつまいも
【さつまいも】
具体物のシンボルとなる画像を選択する。


【動作語】〔食事〕 飲食/食べる-お菓子
【食べる?お菓子】
「どうしたの」の部分と文字とマッチングさせるよう選択する。


【動作語】〔食事〕 飲食/食べる-パン
【食べる?パン】
「どうしたの」の部分と文字とマッチングさせるよう選択する。