学校の近くの川を探検する。(2時間)
見つけたものや気が付いたことを記録する。 (ワークシート、デジタルカメラ、ビデオ、スケッチブック等)
クラスのみんなで紹介しあう。 (1時間)
見つけたものをみんなで出し合う。
見つけたものの仲間分けをみんなで見つけたものの紹介をしあうときに板書等で分けていくようにすると、これからの学習の視点がはっきりして学習が進めやすい。 紹介しあう中で画像やスケッチがすぐに大きく表示できるようにOHCやモニター等は用意しておくとよい。
記録したものや友だちが紹介したものをもとに考える。 何を、どこで、調べるのかを具体的に書く。
計画に基づいて調査活動をする。 (5時間)
もう一度川へ行き、課題に沿って調査活動をする。 地域の人に聞き取り調査をする。 「みっけ」等を活用し情報収集する。
調査結果 をまとめる。 (2時間)
集めた情報の中から、みんなに伝えたいものを選ぶ。 自分の考えを加えながらまとめる。 何で伝えればうまく伝わるかを考えてまとめる。(遠隔共同学習支援ツール(I-Note)等の活用)
自分の課題に沿って調べたことをクラスのみんなに紹介する。(1時間)
画像データ等を活用しながら、自分の考えをみんなに紹介する。 遠隔共同学習支援ツール(I-Note)を使って自分の調べたことをまとめる。
声の大きさ、提示資料の見やすさなど、聞き手にわかりやす区なっているかどうかを評価して、よりより表現力や伝達力に価値付けをしていくとよい。
みんなが調べたことを1つの地図(流域図)にまとめる。 (2時間)
大きな校区地図を用意し、調査結果 を書き込む。 遠隔共同学習支援ツール(I-Note)を使ってみんなの調査結果 や意見をまとめる。
流域の学校と調査結果 を交流する(3時間)
他校に伝えたい内容を整理する。 どうすれば相手にうまく伝わるかを考え、伝達内容と伝達方法を決める。 他校の調査結果 を記録し、自分たちとの共通点や相違点を見つける。
自分たちが作った川マップや流域の学校との交流から、川の環境について考える。 (2時間)
交流で分かった共通 点や相違点をまとめる。 川についての問題点を整理する。 どんな川にしたいか、そのためには自分たちに何ができるのかを考える。
自分の生活にかえるような課題につながるようなまとめ方をするとよい。
この単元では、川に関する問題(環境・健康)を子供たちが、どれだけ自分から見つけられるかが重要になってきます。従って、教師側は課題が広がりすぎないように注意し子供たちの視点を大切にしましょう。
Step1 及びStep2では、川での活動が中心になります。水はもちろんのこと地域に応じて生物や植物にも注意させ事故のないように留意してください。
Step2でインタビューをする場合は、インタビュー時のマナーなど子供たちへの事前指導に十分配慮するようにしてください。
Step4でテレビ会議を計画する場合は、交流する学校と事前に十分打ち合わせをしておきましょう。