すごいぞ!名産品
概要
ねらい
情報活用のねらい
Step1:郷土の名産品を見つけよう!
Step2:名産品探検隊 出発!
Step3:宣伝広告をつくり、名産品を紹介しよう!
実践にあたっての留意点
教師用ガイドブック
子ども用ワークシート
教師用ワークシートガイド
学習進行表
情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A21-1-010:家族や近所の人などの身近な人に必要な情報を聞く〔体験〕
 ◆A21-2-030:自分の知りたいことをはっきりさせて質問できる〔行動〕
 ◆A41-3-100:わかりやすく伝えるメディアを選んで、自分の考えを表現する〔行動〕
 ◆C22-2-020:情報の提供に対し、感謝と助け合いの気持ちを持つ〔行動〕


この単元は,子どもたちが生活している郷土の良さを紹介しようというものである。郷土の良さにはいろいろあるが,名産品はその土地の特徴(気候・地形・歴史など)が凝縮されて作られているものである。この自慢できる名産品に焦点を当てて,地域の人々が訪問客とふれ合うようすを調べたり,取材したりして収集した情報を自分なりに集約,編集などの処理して紹介することを通 して郷土を深く知ることになる。また,相手の立場を考えた取材のあり方や,伝え方・文章構成などの表現力を育てていくことができる。
名産品に関わることを通 して自分たちなりに郷土の良さを見つけることができる。
名産品の良さや特徴を文章や画像でわかりやすく表現する努力を通 して,宣伝効果を高めるには,どんなことをすれば効果的にできるかを知ることができる。

メディアを使って名産品の特徴を具体的に調べることができる。
地域の人々や訪問客に郷土の名産品について取材すること通 して,自分が求めようとする情報を入手するための質問を考えたり,特徴や画像を的確に収集したりすることができる。
集めた情報を編集処理して,相手に伝わりやすい文章や画像で表現することができる。

郷土の名産品は見つけよう!(1時間)

前もって家の人にも聞いてくる。
友だちどうしでできるだけあげるようにする。
郷土のホームページを検索して調べる。
地域の公共施設などに電話して調べる。
調べた結果 をワークシートにまとめる。

名産品を決めて取材計画を立てる(1時間)

詳しく調べたい名産品を決める。
取材する人や場所を決め,取材方針を決める。
知りたいことをまとめ,質問文を考える。
取材時の持ち物を考える。
取材の予約をし,計画を立てる。

取材に出かけ郷土の名産品を調べよう(2時間+課外)

訪問取材して,名産品の良さや成り立ちの説明を聞き資料を集める。
ビデオカメラやデジタルカメラで撮影をする。
店の人と訪問客とのやりとりを見て名産品の良さを宣伝する点を見つける。
訪問客にも名産品ついて聞き,宣伝されている特徴を知る。

取材してきた事柄をまとめる。 (1時間)

取材記事をもとに名産品の良さを自分たちの言葉で箇条書きにまとめる。
名産品の画像をコンピュータに取り込みテンプレートに貼る。

宣伝広告をつくる(1時間)

キャッチコピーと画像を組み合わせ,今までの活動感想を入力後,印刷して掲示する。

取材時の留意点

電話のかけ方の指導を事前にしておくようにする。
名産品を作ったり売ったりする側だけでなく,買う立場の人たちからも取材させるとよい。

情報機器取り扱いのスキルについて

ビデオカメラやデジタルカメラの撮影方法については,別 の機会に練習しておく必要がある。
コンピュータへの入力(文字入力,画像取り込み)は必要な手段である。機会があるたびに練習させる。

取材後の処理について

新聞広告など参考になるものを用意しておくと良い。
テンプレートをいくつか用意しておく配慮も必要である。