教員のための情報教育FAQ

登録番号:C02-017  B3:情報活用(共有・選択)力の育成

Q. 児童生徒がグループに分かれて活動し撮影してきた写真をもとに、クラス全員で情報を共有したいと考えます。 どのようなことに注意して情報共有すればよいでしょうか。

A. この写真で何が伝えられるか、誰に伝えるのか、目的をはっきり共有させることです。


先輩教員:
 まず、目的をはっきりさせることが大切ですね。
A子先生:
 目的をはっきりさせるための指導というのは、具体的にどのようにすればよいのですか?
先輩教員:
 情報収集の目的と情報共有の目的を結び付けて考えるとよいでしょう。
 例えば、商店街で撮影した写真を共有する場合に、 
  ・調べたかったことの答えとしての写真
  ・調べた内容や方法のイメージを伝えるための写真
  ・新しい疑問や課題につながる写真
 など、全体に伝えることを目的に考えさせるとよいですよ。
A子先生:
 つまり、情報収集の成果と課題を共有することを意識させればよいのですね。

理解度CHECK!

クラス全員で情報共有しようと思ったところ、情報収集の目的に合う写真を撮れなかったグループがあった場合は、どのように指導したらよいでしょう。


ア 撮影してきた写真の中から美しい写真や楽しい写真などから違うテーマを考えて、紹介できる写真を活用するように指導する。
イ 目的に合っていない写真は使わず、図絵や言葉を中心とした発表にする。また、撮ってくればよかった写真についても説明するよう指導する。

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情報共有の指導のポイント


ポイント1 情報収集の目的確認 

ポイント2 使用する写真の制限 

ポイント3 写真の選択方法 

ポイント4 写真を使った説明の方法 

ポイント5 発表の聞き方